≪「川越」蔵造りの町並みを歩く≫

     平成26年5月8日(木)


〈あらすじ〉

待ち合わせ
  5/8 AM10:00
  東武東上線「池袋駅」中央改札前
天気 : 晴れたり曇ったり 風強し
気温 : 10℃〜24℃


≪旅日記≫

+ 5月8日(木)

待ち合わせ場所に10分前に着くように、建ちゃん、起床6:30、出発8:25。
最寄り駅(相模大野駅)を予定通りの8:52電車に乗る。
電車が町田駅を出てすぐ、車内放送が流れる。柿生駅でトラブルが発生し、各列車遅れているとの事。
新百合ヶ丘駅のはるか手前で、止まってしまい動かない。新宿駅到着が15〜20分遅れるとの車内放送があり、建ちゃん知ちゃんにメールを入れる。
「小田急線が乱れています 20分程遅れます」

何とか10:16、池袋駅の待ち合わせ場所に到着。二人で、東武東上線池袋駅10:18発の電車に飛び乗る。
和光市駅までは順調に動きましたが、ふじみ野駅付近で人身事故が発生し、急遽、この電車は朝霞台駅止まりになり、復旧の見通しはたたないとの事。
JR武蔵野線に乗り換えることも考えましたが、川越駅まで時間がかかり過ぎる。仕方なくタクシー乗り場でタクシーを待つ。11時前、あまり待たずに乗り込む。
タクシー運転手の話「このあたりは人身事故が多く、よく電車が止まる」「川越駅まで通常なら30分位で5,000〜6,000円。でも電車が止まると道路も渋滞する」との事。
結果、仙波東照宮まで1時間ちょっと7,120円かかってしまいました。

今日は朝から、まったくついていない建ちゃんです。あと10分早く出ていたら、予定通り川越駅到着していたと思うと。「悔しい」の一言です。

当初の予定では川越駅から歩き、仙波東照宮、喜多院、12時頃、昼食。
川越城本丸御殿、川越氷川神社、蔵造りの町並み(菓子屋横丁 大沢家住宅 蔵造り資料館 時の鐘 埼玉りそな川越支店 他)、大正浪漫夢通り、蓮馨寺、本川越駅へ。
本川越駅を16時〜17時には電車に乗る。こんなことを考えていた建ちゃんでしたが、最初から予定が予定で終わりました。

  <写真左:「喜多院 慈恵堂」
   写真右:小江戸川越七福神・喜多院・第三番大黒天>

仙波東照宮から、見学を始める。ちょっとばかり、今日は歩きでがあるかもしれない。
仙波東照宮は、階段上の正門の鍵がかかっていて本殿などが見られず。
お濠沿いを歩いて、喜多院へ。
ここには、平日だというのに見物客がいて賑やかである。
慈恵堂でお参りをし、多宝塔の横を通り、参道を少し歩き、成田山川越別院へ。
ここも、正月の初詣には大勢の人が来るのだろうと思いつつ、本堂でお参りをする。

県道川越日高線を西の方向へ歩き。川越名物の、うなぎ屋へ。(12:30〜13:30)
「川越いちのや」創業天保3年(1832年) 食べログ評価3.51と最高ランク
(代々受け継がれる秘伝のタレで焼いた蒲焼は・いちのや・の自慢)
我々は、鰻の半身を焼いた「うな玉丼」とビールを注文。
確かに美味い。でも、かなり少な目(今の腹具合ではちょうどいい大きさ)で2,000円とは、少々高い。
でも、これだけ人を集めるのだから、その価値を皆が認めているのだろうと感心する。
川越で何を食べると聞かれれば、・うなぎ・。
その鰻の店の中でも最も人気があり歴史があるのが、ここ「いちのや」である。

       

         <写真左:川越城本丸御殿>

うなぎ屋から北の方向へ歩き、川越市役所の角を右に曲がり、歩く事約15分。
川越城本丸御殿へ。入館料一人100円を払い、中を見学する。
川越城は、扇谷上杉持朝が長禄元年(1457年)に太田道真・道灌父子ら家臣に命じて築城された城。
本丸住居の一部が見ることができた。

本丸御殿から北の方向へ歩く事約5分、川越氷川神社へ。

  <写真左:「川越氷川神社 本殿」  写真右:「川越氷川神社 大鳥居」>

この神社は、約1500年前に創建され、縁結びの神様として有名。
高さ15mある木造の大鳥居は大きい。
もっと、沢山の人がいるのかなと思いきや、5〜6人の若い人たちがいただけです。
そして、もっと広い敷地を想定していましたが、思ったより広くありませんでした。
でも、その神社にいる巫女さんたちが多いなぁと感じました。

  <写真左:小江戸川越(中央が亀屋)  写真右:小江戸川越(大沢屋住宅)>

神社から西の方向へ歩く事約10分、「蔵造りの町並み」へ。

ここ一帯は、沢山の人たちで賑わい。
ほとんどの観光客が、ここに集まっている感じです。
あまり大きくない菓子屋横丁を見、一番古いと言われる重要文化財「大沢屋住宅」。
大沢屋住宅は、今年が建ててから222年との事、川越の歴史物や小物売りの商売をしていて、内部は見られませんでした。
川越の町並みにある古い建物は、ほとんどが明治時代に建てられたものが残っている。
そして、道路反対側の「亀屋」、旧川越藩御用達、天明3年(1783年)創業を、外から覗き込む。

  <写真左:小江戸川越・鐘つき通り
   写真右:小江戸川越・蔵造り町並みの本通り>

そして、14時50分、「時の鐘」へ。
文久元年(1861年)に小川五郎衛門栄長によって鋳造された、明治26年(1893年)の川越大火により焼失、翌年再建される。
城下町川越のシンボル。「残したい日本の音風景百選」に選定される。
江戸時代の時刻を知らせる時の鐘は、明六つ(約朝6時)九つ(約昼12時)暮六つ(約夕6時)でありました。
ここ川越の時の鐘は一日3回でなく、午後3時を含め計4回。しかし、午後3時に鳴るのは、未だ確かな理由はわからないそうです。

15時ちょうど、時の鐘が5回鳴る。
20〜30人の人たちが見ている中で、自動で機械的に鳴らされました。ちょっとばかり味気なさを感じました。

    

     <写真左:時の鐘(午後3時 鐘が鳴る)
      写真右:時の鐘(時の鐘入口から見る)>

またまた、蔵造りの町並みを歩く。ここで一つだけ苦言を呈しておきたいと思います。
折角、川越の代表的な「蔵造りの町並み」、大勢の人が見に来ています。
何故、その道路を、自動車が走るのでしょうか?
危険だし、町並みにそぐわない。
たまに関係者が走る程度ならわかりますが、ひっきりなしに一般車が走るのは、いかがなものでしょうか。

  <写真左:なつかしの玩具  写真中:川越藩御用達  写真右:川越まめ屋>

大正浪漫夢通りを歩き、蓮馨寺(レンケイジ)へ。
毎月8日(今日)は呑龍さまの日でしたが、催しは片づけをしていました。
「さわって なでると すぐなおる」と書かれた。
おびんずる様を、二人とも撫でる。なおるといいな。

    

     <写真左:「蓮馨寺」賽銭箱の右横おびんづる様をなでる
      写真右:おびんづる様>

川越を初めて見た建ちゃん「思っていたより、こじんまりとした町だなぁ」と思いました。
大正浪漫夢通りに戻り、昔風の喫茶店に入りコーヒーを飲む。
16時過ぎに出て、西武新宿線「本川越」駅から、16:30発、特急「小江戸30号」に乗り、新宿へ。縁(エニシ)で夕餉を楽しみ、20時半過ぎお開きになる。


*2014年5月8日*

 

 川越名物・うなぎ・
 「川越いちのや」


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